メタバース「Neos VR」のクリエイターが精神的後継作「Resonite」を発表
ソーシャルVRプラットフォーム「Neos VR」は過去2年間、独自の暗号通貨を多用したためにSteamから削除されるなど、紆余曲折を経てきた。Neos VRは最終的にSteamに復活したが、オリジナルのNeos VR開発者であるTomáš “Frooxius” Mariančíkはプロジェクトを離れ、現在は「Resonite」と呼ばれる精神的後継作品を発表している。
ライアン・シュルツのブログでは、マリアンチークとアプリのパブリッシャーであるSorilaxのCEOであるカレル・ヒューレックとの間の暗号通貨に起因する対立について掘り下げている。2人は完全に決別し、HulecはまだNeosを管理しているが、MariančíkはResoniteを開発する新しいチームを率いている。
誰の目から見ても険悪な別れであったが、Resoniteはこの論争から抜け出し、マリアンチークが言うところの “無限の可能性を秘めた斬新なデジタル宇宙 “をもたらしている。
「何気ない会話やゲーム、社交の場で世界中の人々と共鳴し合おうが、芸術から複雑なゲームのプログラミングまで、何かを創作する際に互いの意見をぶつけ合おうが、あなたはここで自分の居場所を見つけることができます」と、アプリのSteamの説明には書かれている。
Neos VRと同様、Resoniteはアプリ内でのコンテンツ制作に重点を置いており、ユーザーは自分のインタラクティブなアバター、アート、ガジェット、そして “複雑なインタラクティブな世界やゲーム “を作ることができる。
Resoniteのリリース日は未定だが、アプリのSteamページには10月中に早期アクセスを開始すると書かれている。いずれにせよ、Resoniteは現在のところ、Quest、PSVR 2、モバイルハードウェアで発売する意欲はないようだ。
Resoniteについて、そしてNeosと何が違うのか、もっと知りたいと思っている。いずれにせよ、ResoniteのPatreonページにはすでに毎月14,000ドル以上の寄付が寄せられており、NeosユーザーからResoniteへの移行がかなり期待されているようだ。
キャッシュされたページによると、Neos VRのPatreonへの支援は、プロジェクトが独自の暗号通貨を含み、クリエイター間の摩擦が生じて以来、過去2年間で大幅に減少している。過去最高の月間18,000ドル超の寄付の近くにあったNeosは、今日、後援者から月間5,000ドル弱を集めている。
