メタのCTOは、『メタバース』という言葉は、良いことよりも悪いことの方が多いのではないかと質問された。答えは?
フェイスブックがメタバースというミッションに集中するため、自社をメタにリブランディングしてから約2年が経った。しかし、もしあなたがまだ「メタバース」という言葉に頭を悩ませているのなら、ご心配なく。メタの最高技術責任者(CTO)は、あなたの混乱を理解しているとインサイダーが伝えている。
MetaのCTOであるアンドリュー・ボスワース(同社のメタバース開発部門であるReality Labsを統括)は、自身のInstagramのストーリーを通じて一般からの質問を受け付ける「何でも質問」セッションを開催した。
ボズワースは、Metaの近日発売予定のヘッドセット「Quest 3」に関する質問から、コーヒーの好み(どうやら彼はコーヒーを飲まないらしい)、意味論に関するかなり負荷の高い質問まで、視聴者からのいくつかの質問に答えた: “メタバース “という言葉は、良いことよりも悪いことの方が多かったのでしょうか?
ボズワースは最初苦笑し、その後、この言葉自体に問題はないと視聴者を安心させた。「私たちがまだ完全な定義を与えていないため、定義に欠けているのは事実です」と彼は言った。
そして彼は、メタバースの定義をめぐる曖昧さを、1990年代初頭に人々がインターネットを理解する際に経験した混乱と比較した。「インターネットは今日に至るまで、定義するのが難しいものだ: 「私たちは皆、インターネットを使っているので、それが何であるかは知っている。
ボズワースによれば、メタバースに関する問題は、それに取り組んでいる人々でさえ、その用語に対する理解が異なっていることだという。とはいえ、新技術の開発に取り組んでいる以上、それは普通のことだ、と彼は付け加えた。
同時にボズワースは、メタのリブランド、ひいてはメタバースという言葉がこれほど注目を集めるとは思ってもみなかったことを認めた。「我々は、人々が気づかないのではないかと心配していた: 「リブランドに関しては、間違いなく目標を上回った。
ちょうど1年前、メタ社のマーク・ザッカーバーグCEOはメタバース以外には何も語らず、この技術がインターネットの未来になることを予感していた、と同社関係者は語っていた。しかし、何十億ドルもの資金をつぎ込んだにもかかわらず、実際に軌道に乗ることはなかった。リアリティ・ラボはメタ社の最近のレイオフに含まれ、ザッカーバーグはその後AIに焦点を移したようだ。