マーク・ザッカーバーグ、クエストアバターの更新でメタバースにおける脚への小さな一歩を踏み出す
「マーク・ザッカーバーグのメタバースについに足がついた」でも注目していたがこちらも脚のニュース。
しかしこのアップデートは、これまでのMetaのアバターの見栄えの悪さに対する批判に応えるものだが、同社のVRプラットフォーム「Horizon Worlds」ではまだ利用できない。
Metaの拡大するメタバースに登場する漫画のキャラクターが、まもなく解剖学的に正しく見えるようになる。
Metaのバーチャルリアリティヘッドセット「Quest」の出発点である「Quest Home」にログインするユーザーは、自分のアバターがより完全な形で表示されるようになる、とThe Vergeは報じている。しかし、Metaの新しいバーチャルリアリティ・プラットフォームとして注目されているHorizon Worldsのアバターには、まだ足がない。
クエストのアバターへの変更は小さなものに見えるかもしれないが、昨年、Horizon Worldsのアバターがあまりに不格好で、特に足がないことから広く嘲笑されたことに対するMetaの回答である。このアバターがないと、まるで小さなデジタルのキャスパーのように、不気味に浮いているように見えたのだ。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)にとって、VRが会社の成長を呼び覚ますことを期待しているHorizon Worldsにとっては、恥ずかしいお披露目となった。
Questのユーザーの一人、ブラッド・リンチは火曜日にXでQuestの脚がどのように見えるかを示すビデオを共有した。「良いスタートだ」と彼は結論づけたが、その前に、脚があってもアバターはまだしゃがむような単純なことができないと指摘した。
メタ社が毎年恒例のVRイベント「メタコネクト」を開催する9月27日までには、この問題は解決されるかもしれない。メタコネクトは、同社の新生バーチャルワールドの最近の改善点や今後の変更点を強調するためのファンファーレ集会である。